生地の種類と特徴 ~布帛 植物繊維編~

布には、布帛(ふはく)とニットがあります。

布帛は、たて糸とよこ糸の両糸が交差して作られています。

 

 

生地は、綿麻などの植物繊維と 化学繊維 の2つに分類されます。

今回は、植物繊維についてまとめました。

 

綿 (コットン)

1番定番な生地で、初心者向けにピッタリです。

吸水性・通気性に優れていて、柔らかい肌触りでチクチクしにくいです。

縮みやすく、シワになりやすいです。

 

麻 (リネン)

リネンは、亜麻の繊維を原料とした生地です。

吸湿性と撥水性に優れていて、抗菌性もあります。

アイルランド産の亜麻を使用した(アイリッシュリネン)や

フランス産の(フレンチリネン)などが有名です。

 

毛 (ウール)

動物の毛を素材にしたものがウールと呼ばれています。

羊毛や、アルパカ、アンゴラ、カシミヤなどが含まれています。

保湿性が高く、吸湿性に優れています。

デメリットは、水洗いによって、縮んだり型崩れします。

絹 (シルク)

絹は、蚕の繭からとった動物原料の繊維です。

光沢感があり上品でなめらかな肌触りです。

シルクは、水や摩擦に弱いです。